一周忌・・・百ヵ日が終わったら、故人が亡くなってから1年目の命日に法要を行います。
三回忌・・・故人が亡くなってから2年目の命日に法要を行います。
  以後は、7年目(七回忌)、13年目(十三回忌)、17年目(十七回忌)、23年目(二十三回忌)、27年目(二十七回忌)、33年目(三十三回忌)となります。
 三十三回忌を過ぎると、十三仏事を終え年忌明けとなり、故人が完全に成仏したということになります。
 十三仏事とは、初七日(不動明王)、二七日(釈迦如来)、三七日(文殊菩薩)、四七日(普賢菩薩)、五七日(地蔵菩薩)、六七日(弥勒菩薩)、七七日(薬師如来)、百ヶ日(観音菩薩)、一周忌(勢至菩薩)、三回忌(阿弥陀如来)、七回忌(阿しゅく如来)、十三回忌(大日如来)、三十三回忌(虚空蔵菩薩)

法要の申込み

「うちは亡くなった人がいないから仏壇はありません」という人がいますが、これは仏壇を位牌壇と思い違いをしているからです。
 仏壇は、自分の信仰の中心としてのご本尊をお祀りするところであって、そこに亡くなった方の位牌を安置するというのが本来のあり方で、ご本尊をまつらず位牌だけを置くというのは本末転倒です。
 仏壇に位牌を安置する場合、曹洞宗では一番上段の正面中央にお釈迦様、向かって右に道元禅師様、左に螢山禅師様をお祀りし、ご先祖様の位牌は一段下がって向かって右から左へ年月の古い順に置きます。
 位牌はなくても、ご先祖様はいるわけですし、自分の信仰を明確にもち、仏壇を祭、朝夕家族で手を合わせるようにしたいものです。

 そうすることにより、他人を思い気遣う心、物を大切にする心、すべてに感謝する心が自然と生まれてきて、温かい家庭が築かれるはずです。

Q お墓参りの作法は?
  まず、古い塔婆(前年の彼岸、お盆や施食会塔婆、前回の年忌塔婆)を所定の場所に片付けましょう。
  次に、ゴミや落葉、雑草を取り除き、古い墓石はタワシで、新しければタオルなどの布で汚れを落とします。
  手桶の水で洗い流し、拭き取りが終わって、そこからが「ご供養」です。
  お墓参りの作法は、「心を込めて清掃する」ことから始まっているのです。
  供物は、求めたパックのままでなく、お皿に半紙を敷き供物を載せ、灯明・花・線香を供えます。

Q お墓に水をかけるのはなぜ?
  墓石に水をかけずに、手前のお花やお線香を供える石台に水を供えるかコップや湯飲みに供えるのがよい、という考えも ありますが、水は生命の根源。また、あらゆる物を潤し浄化すると考えられています。これが神聖視され、宗教儀礼に用い られてきました。そこで、水は供えるとともに、功徳の水を灌ぐという儀礼(洒水)もあります。人情味も大切。墓石にかけて あげても良いでしょう。ただし、優しくそっとていねいに。
  

年回法要

新盆(初盆)

百ヶ日(死後100日目)

七七忌(49日目)

初七日(1週間目)

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法要の種類

1 法要日時・会場を決め、寺と相談する。
2 手紙あるいは電話で関係者に連絡し、出欠を確認する。
  併せて、塔婆の申し込みを確認する。本数と申し込み者の氏名を寺へ連絡する。
  間違いのないように別紙塔婆申込書にて申し込んでください。
3 清めの後席(当日行う場合)と引き出物の手配をする。

なぜ位牌を祀る?

亡くなってから、49日以後の初めてのお盆

お墓参りのしきたりって?@

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